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本種のLazuliteとは別にLazuriteという、英語表記ではLとRの一文字違いの鉱物が存在しますが、後者は青金石と呼ばれるラピスラズリの主成分となっている鉱物です。天藍石とは全く異なる石です。なお、カタカナ表記ではどちらもラズライト/ラズーライトと表記されますので注意が必要です。

カットルースは珍しく、その中でも色の鮮やかなものや透明度の高いものは、非常に稀少な種となります。

モース硬度はラピスラズリと同等の5.5という硬さです。貴石の中ではやわらかい石種の分類になりますので注意が必要です。【このピースは観賞用をおすすめします。】モース硬度5~6程度というと、例えばアパタイトやスフェーン、翡翠、ムーンストーン等です。

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さて、本種の色はアウイナイトのような鮮やかなブルー〜黒色に近いブルー、あるいはブルーグリーン。ブラウンに近いイエロー等が見られますが、こちらのラズライトの色は、ご覧の通り濃色で黒みが強めのブルーグリーン。本種の特徴として、強い多色性が見られるというものがあります。

このピースは正面からは暗い藍色ですが、傾けていくと急にグリーンを帯びたブルーから、青みを帯びたグリーンへ。そして更にイエローブラウンへとはっきり変化します。これはラズーライト独自の多色パターンですので、他の鉱物との見分けがつきやすいかと思います。

輝きの色はグリーンを帯びた藍色や、底から湧き上がるような深緑、黄色みを帯びた明るめのといった色合い。



【内包物や瑕疵について】
本種としては透明度も高く、輝きは良好。
10倍ルーペで確認しても特筆すべき内包物はありません。パビリオン側(ルース下部)のカット稜線にごく浅く小さなチップが確認できます。

このチップが割れに直接つながるということはないかと存じますが、石の強度的にやわらかい部類になりますので、強くピンセットでつまむなどの衝撃を与えないようご注意ください。

ただ、元々耐久性が低い種でありながら、上記以外のキズ、あるいはインクルージョンで目立つものは無く、上述の通り透明度は高めですね。

全体としては、鋭利なブルーグリーンと藍色の輝きと、透明度の高さが際立っている一石。美しいだけでなく稀少性も非常に高いため、レアストーン＆ブルーグリーンの組合せがお好きな方に。

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御徒町店
https://www.jw-kawahara.com/shop/okachimachi/

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【付属品】
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【ラズ—ライト】
重さ：0.86ct
サイズ：約6.9mm x 約5.4mm x 約3.3mm
形状：オーバル
処理コメント：－
産地：－

【保管店舗】
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型番：SG